
遠方に住む娘
宅配サービスは介護保健が使えるのかしら?

はむみ
民間の宅配サービスでは介護保険は使えません。
でも大丈夫ですよ!
遠方に住む親の健康や生活状況が気になるものの、頻繁に帰省することが難しいと
感じている方も多いのではないでしょうか。
働き盛りの娘世代にとって、親の食生活や健康管理のサポートは重要な課題です。
そんなとき、民間の宅食サービスや自治体の配食サービスは強い味方となります。
本記事では、民間の宅食サービスや自治体の配食サービスのメリット・デメリット、
利用方法を詳しく解説します。
1. 遠方に住む親に宅食サービス・自治体の配食サービスを利用するメリット
遠方からでも親をサポートできる宅食サービスや自治体の配食サービスは、
単なる食事提供以上の価値があります。
- 栄養バランスの確保: 管理栄養士監修のメニューで親の健康維持をサポート。
- 買い物・調理負担の軽減: 高齢の親が無理をせず食事を用意できる。
- 安全性の確保: 配達時に安否確認を行うサービスもあり、離れている家族にとって安心。
- 生活リズムの維持: 決まった時間に食事を摂ることで生活リズムを保てる。
2.自治体の配食サービスを利用するデメリット
- メニューが選べない
配食サービスは基本的に各自治体がお届けする弁当を決めているため、
メニューが選べないことが多いです。
苦手な食材ばかり入ったお弁当は食べられず無駄になってしましますよね。 - 直接受け取る必要がある
配食サービスは直接受け取らなければなりません。
足が悪い方などは玄関まで行くのは一苦労ですよね。
「留め置きにすればいいじゃない」と思った方もいるのではないでしょうか?
ほとんどの配食サービスは留め置きには対応していないのが現状です。
3. 自治体の配食サービスの利用方法
それでも介護保険を利用して食事を配達してほしいという方のために利用できる支援があります。
- 生活援助型配食サービス
各自治体が高齢者のために配食サービスの代金を一部負担してくれる支援方法です。
対象者は要支援1・2または要介護1〜5の高齢者、単身・高齢者のみの世帯となります。
- 食の自立支援
基本的に1日1食の配送となり、週7回までのお届けが可能です。
対象者は高齢者一人暮らしで食事の用意をすることが困難な方、
高齢者のみの世帯の方で同居者が入院・病気中であるといった条件があります。 - 申請手続きの流れ
- 市区町村窓口で要介護認定を申請
- ケアマネージャーによるケアプラン作成
担当のケアマネージャーが決まっていない介護保険申請中であっても
包括支援センターに連絡すると配食サービスに必要な書類を作成してくれます。 - 市区町村窓口に申請書類を提出、申請許可がおりると配食サービスの料金が抑えられます。
料金については地域差があるため、市区町村の窓口に確認することをおすすめします。
4. 宅食サービス・配食サービス選びのポイント
宅食サービスは多種多様ですが、以下のポイントを押さえることで最適な選択が可能です。
- 栄養バランス: 高齢者向けの栄養設計がされているか。
- 料金プラン: 予算に合ったプランがあるか。
- 配達頻度: 毎日配達か、まとめ配達を選べるか。
- サービス内容: 安否確認や特別食(塩分・糖質制限など)の対応可否。
【Q&Aセクション】
Q1: 介護保険を使う場合、配食サービスの費用はどれくらいかかりますか?
- 介護保険を利用した場合、自己負担は原則1割から3割となります。
具体的な金額は利用する事業者やサービス内容によりますが、
通常の宅食サービスよりも割安です。 - 要介護度や地域によって料金は異なります。
訪問介護の一環として提供される場合、
ケアマネージャーが費用について詳細に説明してくれるため、
相談してみることをおすすめします。
Q2: 宅食サービスはどこで申し込めばよいですか?
- 個人でインターネットで各事業者の公式サイトから申し込みができます。
また、地域の高齢者支援センターでも情報を得ることができます。
民間が運営している宅食サービスは介護保険は適応されないものの
便利で魅力的なサービスです。
好みに合わせてメニューが選べる、留め置きなど柔軟にお届け可能、
簡単に注文できるなど魅力が多いサービスです。
【おわりに】
遠方に住む親をサポートする方法として、宅食サービスや自治体の配食サービスは健康管理と
生活の質向上に大きく貢献します。
介護保険を活用することで、経済的な負担を抑えつつ便利に利用できるメリットがあります。
離れていても親の生活を見守り支えるために、まずは地域の窓口やケアマネージャーに相談し、
自分やご両親に合ったサービスを見つけましょう。

はむみ
最後まで読んでくれてありがとうございました♡
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