まずは、苗が届くのを待ちます。
そして、次男に本当のことを言います。
その報告です。
しかも、
記事を公開したその日の夜のことでした。
ぶどうを育てると決めたとき、
中学2年生の次男に
「来年の今ごろには食べられるよ」
と言ってしまいました。
わたし自身がそう思い込んでいたからです。
でも調べていくうちに、
最初の1年は実をつけさせてはいけない
と分かりました。
収穫は2年後。
彼が「やった!」と喜んだその日のうちに、
わたしは訂正しなければならなくなった
わけです。
お風呂上がりに、打ち明けた
改まって話すと大ごとになりそうで、
切り出すタイミングを探していました。
結局、次男がお風呂から上がってきたときです。
髪を拭きながらリビングに入ってきたところを
捕まえて、こう言いました。
「ぶどうが実るの、2年後みたい」
返ってきたのは、これです。
「ええ、そうやと?」
そして、ほとんど間を置かずに、
「いいよ、頑張るわ」
……拍子抜けしました。
「苗植えからしよう」と言ったら
勢いで、もうひとつ聞いてみました。
「苗植えからしようか」
「分かった」
これもあっさりでした。
正直に言うと、
わたしは全部について
「めんどくさい」と言われると思っていました。
2年待つのも、
水やりを続けるのも、
土いじりをするのも。
中学生男子がわざわざやりたがることでは
ありません。
だから、
断られたときにどう言い返すかまで、
頭の中で用意していました。
それが全部いらなくなりました。
そんなにぶどうが食べたいのか
嬉しかったです。素直に。
同時に、こうも思いました。
そんなにぶどうが食べたいのか、と。
思い返せば、
一房買ってきたときの減り方は
尋常ではありませんでした。
最後の1個はいつもじゃんけんです。
勝った子が食べて、
負けた子が「えー」と言う。
あの光景が毎回繰り返されるくらいには、
この家の子どもたちはぶどうが好きなのでした。
2年待つと聞いても揺らがないくらいに、
食べたいらしい。
そう考えると、
わたしが「飽きるほど食べさせてあげたい」
と思ったのは、
そんなに的外れでもなかったのかもしれません。
2年の見え方が変わった
ひとりで待つ2年と、ふたりで待つ2年は、
違うものだと思います。
わたしひとりで水をやって、
ひとりで剪定して、
ひとりで収穫を待つのだと思っていました。
でも、苗を植えるところから一緒にやるなら、
話は変わってきます。
彼が高校生になる頃に、
最初の一粒が採れる。
そのとき「これ、中2のときに植えたやつだよ」
と言えるわけです。
すぐに結果の出ないものを、
誰かと一緒に待つ。
よく考えたら、
なかなかできない経験かもしれません。
次にやること
苗が届くのは12月から翌1月頃。
それまでに、鉢と土を揃えなければなりません。
- 10号(直径30cm)以上のスリット鉢 ×2
- 果樹用の培養土
- 鉢底石
- 行灯支柱
- キャスター付きの鉢台
11月に入ったら、
ホームセンターへ買い出しに行く予定です。
次回は、その買い出しの記録になります。
何をいくらで買ったか、
実際に使ってみてどうだったかも含めて
書くつもりです。
そして12月。
次男と一緒に、苗を植えます。



コメント